つよく孤独であることは死にたいと思うこと? [ エーコと【トオル】と部活の時間。 ]

強く否定されている時には自分が随分透明になったものだなっておいう思いをすることなんだけれども、そういう時に、ああ消えたいなって思うことはあっても、死にたいなって思うこととは違うような気がしている。死んでもなんにもならないし、ただ拒絶している人たちの胸の中からあいつきえたなって思われるだけだし、別に今でも消えてるんだからどっちでもあんまり関係ないじゃんって思う。
でもそれが凶暴な暴力に訴えられるようになったらどうなるかって思うと結構怖くて、だって、その暴力を受け入れてしまえば死んじゃえるし、彼らが望むように消えることが出来るんじゃないのって思ったりして。
そういう望潮どうかしら。

エーコと【トオル】と部活の時間。 (電撃文庫)

エーコと【トオル】と部活の時間。 (電撃文庫)


電撃の金賞作品。最初の数ページを読んで、まぁ買おうかなって手にとったんだけど、ずっと積んでいて読んでなかった。だって途中まではあまりにも物語が展開しなくてだるかったから。
でもそれは僕が完全に間違っていて、きちんと積んでいた数ページ後から物語は展開していて、歪んだロマンスと歪んだ日常が交錯して歪んだ主人公の存在が当たり前のように存在できて、狂気がその裏でどんどん遂行されていって、読めば読むほどに加速度的にページをめくる早さが速くなって一気に読み終えた。
金賞作品として果たして正しいのかどうかはわからないけれども、ちゃんとエンタメだったし、ちゃんと青春してた。
でも、主人公はどこまでもストイックで狂気を持ってた。